主審による選手誘導


◆第15条 試合の開始◆
1.主審と副審は、試合者が試合場内に上がる前に常に所定の位置についていなければならない。個人戦では、主審は両試合者の試合開始の位置を結んだ中央線から2m後方の中央に、時計係の席に向かって立つものとする。副審2名は、指定された席に座る。
3.試合者は、各々の側の試合場内の外枠の中央(安全地帯の上)に進み(主審の位置から見て、最初に呼ばれた試合者が右側、次に呼ばれた試合者が左側)、そこに待機する。主審の合図で、試合者はその前方のそれぞれの開始線へ進み、同時に互いの礼を行い、左足から一歩前に出る。試合が終了し、主審が結果を宣告したら、試合者は同時に右足から一歩下がり互いに礼をする。
  試合者が礼をしなかった場合、もしくは正しくない礼法を行った場合(腰から30度の角度で礼をしなかった全試合者が対象)、主審は試合者に正しい礼をするように指示をする。正しい礼法を実行することは非常に重要である。
4.主審が「始め」を宣告したとき、試合は常に立ち姿勢から始めなければならない。