IJF DVD World Flashes 2016(抜粋) | |||
2016/2/16現在 | |||
映像 | 項目 | セミナーでの回答 | コメント |
映像001 | 「一本」or「技あり」 | 「一本」 | クリアな一本 |
映像002 | 「一本」or「技あり」 | 「一本」 | クリアな一本 |
映像005 | 「一本」or「技あり」 | 技あり | ローリングのため。 |
映像006 | 「一本」or「技あり」 | 技あり | |
映像008 | 「一本」or「技あり」 | 技あり |
ローリングのため背中のインパクト不足。 【ラスコー氏】受のディフェンスにより一本を与えるべきではないためスコアが1ランクダウンとなる。 |
映像010 | 「一本」or「技あり」 | 「一本」 |
ランディングが2回のアクションに分かれているため。 ただし、試合場の審判員3名が一本と判断したならばそれは受け入れる(ブリッジではない) |
映像013 | 「ブリッジ」or「No ブリッジ」 | (ブリッジによる)「一本」 | |
映像016 | 「ブリッジ」or「No ブリッジ」 | (ブリッジによる)「一本」 | |
映像018 | 「ブリッジ」or「No ブリッジ」 | ブリッジではない | 通常のディフェンスである。 |
映像020 | 「ブリッジ」or「No ブリッジ」 | ブリッジではない | 通常の受身である。 |
映像029 | 「有効」or「No スコア」 | スコアではない |
腕が体の外側に位置している。 腕の位置に注目 |
映像031 | 「有効」or「No スコア」 | スコアではない |
最初に肘で接地してから背中が着くまでに2回のアクションに分かれており、背中が着くまでに動きが止まっている(継続性がない) そのため、スコアを与えないのが適切。ただし、肘が接地してから背中が接地するまでのアクションに継続性がある場合はスコアとする。 |
映像032 | 「有効」or「No スコア」 | スコアではない | |
映像034 | 「有効」or「No スコア」 | 有効 | 有効である良い例である。 |
映像035 | 「有効」or「No スコア」 | 有効 | |
映像036 | 「有効」or「No スコア」 | 有効 | 動きに継続性があるため有効。 |
映像045 | 抑え込み | 抑え込みではない |
この状態では抑え込みとは認められない。取は、足を引き抜かなければならない。主審は、待ての宣告が早過ぎる。 規定に沿うと抑え込みではない。審判員はもう少し(待てを宣告せずに)待たなければいけない。選手は何か(アクションを)しなければいけない。 |
映像046 | 抑え込み | 抑え込み |
良いポジションで、相手の体をカバーしている。 とても良い三角ポジションである |
映像047 | 抑え込み | 抑え込み→とけた |
頭を抜かなければいけない。この状態であれば、抑え込みではない。 第26条抑え込み:抑え込みの場合、攻めている選手は脚もしくは体を相手の脚でコントロールされてはいけない。 |
映像048両 | 抑え込み | 待てを早く宣告する | 午後の実技セミナーで検証する。 |
映像049両 | 抑え込み | 抑え込みではない |
相手をカバーしなくてはいけない。 取は横に位置している。取の脚が受の体の下にある。 |
映像050 | 「プッシュ」or「自ら場外」 | 相手を押し出した行為で白に指導 | 相手を押し出した行為で指導 |
映像051 | 「プッシュ」or「自ら場外」 | 相手を押し出した行為で指導 | より正確な判断をする必要がある |
映像052 | 「プッシュ」or「自ら場外」 | 相手を押し出した行為で指導 | |
映像053 | 「プッシュ」or「自ら場外」 | 相手を押し出した行為で指導 | 相手を投げる意思がなく押し出している場合には、相手を押し出した行為に対して指導を与える。 |
映像054 | 「プッシュ」or「自ら場外」 | 自ら場外にでた行為で青に指導 | |
映像055 | 「プッシュ」or「自ら場外」 | 自ら場外にでた行為で白に指導 | より正しい判断を。 |
映像066 | ベアハグによる指導の有無 | ベアハグではない | 通常の組み手の後に攻撃している。 |
映像067 | ベアハグによる指導の有無 | ベアハグではない | |
映像071 | ベアハグによる指導の有無 | 「待て」(ベアハグによる)「指導」 | 組み手のない状態からベアハグをしている。この場合、主審は直ちに待てを宣告すること。 |
映像072 | ベアハグによる指導の有無 | 「待て」(ベアハグによる)「指導」 | |
映像079 | ベアハグによる指導の有無 | ベアハグではない |
ベアハグは、腕を相手の体に巻きつけて投げる技である。この場面では、取は相手の腕の付け根を握っており、腕を受の体に巻きつけるまでには至っていない。 組み手はベアハグではなく、柔道の技で投げる良い組手である。 |
映像081 | 脚取り | 脚取りによる「反則負け」 | |
映像085 | 脚取り | 脚取りによる「反則負け」 | 取の脚を握ることで背中から接地することを免れようとしている。 |
映像086 | 脚取り | 脚取りではない | 組んでいる手であれば、相手の脚に触れても反則負けは与えない。 |
映像093両 | 脚取り | 脚取りではない |
【永瀬「反則負け」シーン】*別紙参照 取は、柔道衣の裾を持っている。 |
映像095 | 偽装攻撃 | 偽装攻撃による指導 | |
映像097 | 偽装攻撃 | 偽装攻撃による指導 | |
映像098 | 偽装攻撃 | 指導ではない | |
映像101 | 偽装攻撃 | 指導ではない |
偽装攻撃で指導を与えるには厳しすぎる。ただし、微妙な場面なので3名の審判員が「偽装攻撃による指導」と判断したのであればそれをセンターから修正するようなレベルではない。 制限一杯である。 |
映像110 | 「スコア」or「寝技」 | 「ノースコア」(寝技) | 動きに継続性がない。 |
映像111 | 「スコア」or「寝技」 | 「ノースコア」(寝技) | 関節が極まっており、それから逃れようとしているだけである。 |
映像112 | 「スコア」or「寝技」 | 「ノースコア」(寝技) | 動きに継続性がなく寝技と判断するべき。 |
映像114 | 「スコア」or「寝技」 | 「スコア」 | 継続性がある。 |
映像116 | 「スコア」or「寝技」 | 「スコア」(青に技あり) | 継続性があり、返し技である。 |
映像126 | 「反則負け」or「寝技」 | 「一本」 |
受が手を挙げているだけでは待てを宣告するべきではない。選手に一本を取る機会を与えるべき。選手が寝技で良くコントロールしている場合は寝技を継続させること。 取が受の脚を持っているのは、寝技の中でのアクションなので反則負けではない。 |
映像127 | 「反則負け」or「寝技」 | 「一本」 | 絞技は、場内から始まっており、動きにも継続性がある。待てを宣告する理由はない。現在のルールでは、場内で始まったアクションは場外に出ても継続される。 |
映像128 | 「反則負け」or「寝技」 | 「待て」(「反則負け」ではない) | 既に寝技でブレイクがあるため、待てを宣告する方が良い。 |
映像136 | 「反則負け」or「寝技」 | 「反則負け」ではない | クリアにブレイクがある。寝技とみなし、反則負けは与えない。 |
映像137 | 「スコア」or「返し技」 | スコア |
受がバランスを崩し、取が手技で投げている。両手で押すだけでなく、ターンさせている。受が自分から倒れたわけではない。 白は、青のアクションにより倒れている。隅落で技あり。 |
映像138両 | 「スコア」or「返し技」 | 「ノースコア」 |
3名の審判員とジュリーが白にスコアを与えることで意見が一致した場合、白にスコアを与える。しかし、どちらがコントロールしているかが重要であり、両者とも空中に浮いている状況からコントロールを失っていると見なしノースコアとすることが望ましい。 仮に3名の審判が同じ意見だった場合、スコアを与えるべきではない。 【ラスコー氏】内股返、白は最後に組手を離している。 |
映像139 | 「スコア」or「返し技」 | 「ノースコア」 |
握っているだけでテクニックではない。 青は空中である。 |
映像142 | 「スコア」or「返し技」 | 「スコア」 |
受がバランスを崩したところを見逃さず投げている。 内股透かしの場合、取が内股に来たところに対して受が何もせず取が倒れた場合はスコアとならない。 しかし、受が少しでも取のバランスを崩して倒した場合にはスコアとなる。 受が方向を変えておりスコアとなる。 |
映像149 | 「白」or「青」 | 「青」の「スコア」 | 十分に返し技の準備をしている。 |
映像151 | 「白」or「青」 | 「青」の「スコア」 | 青は捨身技の準備をしている。 |
映像152 | 「白」or「青」 | 「青」の「スコア」 |
アクションは青が行っている。両足に注。捨身技に備えている。 捨身技。アクションが起こっている間は全ての状況が重要になる。最初のアクションと最後のアクションを良く見極めること。 |
映像153 | 「白」or「青」 | 「白」の「スコア」 | 明らかな返し技であり技ありが与えられるべき。 |
映像156 | 「反則負け」or「反則負けでない」 | 「反則負け」 | 脇固め |
映像157 | 「反則負け」or「反則負けでない」 | 「反則負け」 | 脇固め |
映像158 | 「反則負け」or「反則負けでない」 | 「反則負け」 | 後ろからの大内刈 |
映像159 | 「反則負け」or「反則負けでない」 | 「反則負け」 | 河津掛 |
映像160 | 「反則負け」or「反則負けでない」 | 「反則負け」 | 危険な行為 |
映像165両 | 「反則負け」or「反則負けでない」 | 「反則負け」でない」 |
寝技から立技になった場合は直ちに待てを宣告すること。寝技で継続して攻撃する場合は待てを宣告する必要はない。 もっと早く待てを宣告するべき。 |
映像166 | 「場内」or「場外」 | 「場内」 | |
映像167 | 「場内」or「場外」 | 「場内」 | 継続性があり、技としての効果がある。 |
映像171 | 「場内」or「場外」 | 「場外」 | |
映像172 | 「場内」or「場外」 | 「場外」 | (技を施そうとした際に)両足が場外に出ている直ちに待てを宣告し、指導を与える。 |
映像173 | 「場内」or「場外」 | 「場外」 | |
映像175両 | 「場内」or「場外」 | 「場外」 | アクションが継続していればスコアを与えるべきであるが、これは場外と判断するべき。 |